ソニーBMG、CD回収へ 侵入ウイルスの潜伏手助け
  レコード世界2位の米ソニーBMGミュージックエンタテインメントは16日、今春以降発売したコピー防止機能付き音楽CDをパソコンで再生した場合、侵入したコンピューターウイルスをそのまま潜伏させる恐れがあるとして、問題のCDを店頭在庫から回収すると表明した。
 
  対象は50タイトルのCDで、日本では輸入盤が販売された可能性がある。利用者のパソコンを感染の危険にさらしたとの批判の声が上がり、CDは製造中止に追い込まれていた。
 
  問題となったのは、パソコンを使ったコピー回数を制限する技術。利用者がiPod(アイポッド)などに音楽を記録するため、基本ソフト(OS)ウィンドウズ上でCDを再生するとコピー制限プログラムがインストールされる。その後、ウイルスに感染した場合、プログラムがウイルスの潜伏を助け、駆除ソフトでも検出されにくくなるという。
 
  フィンランドのウイルス対策ソフト会社エフ・セキュアは、ソニーBMGが、このようなプログラムを採用したことを「非常に不適切」と批判した。(共同)
 
 (11/17 10:26)