Macintosh トラブルニュース

[05/11/13]

● SONY BMG 一部コピーコントロール CD に Macintosh 対応 DRM 組込みの可能性

ソニーBMG・ミュージックエンタテインメント社の一部コピーコントロール音楽 CD が,スパイウェアである rootkit の手法を用いたプログラムを Windows のシステムに組み込んでいたことが判明したが, Macintosh についても,Sunncomm 社製の Macintosh 対応プログラムが組み込まれていることが分かった.

「Start.app」アプリケーションを実行すると,カーネル機能拡張に,「PhoenixNub1.kext」と「PhoenixNub12.kext」を組み込んでくる.

こうした問題は米国で発売された CD について指摘されていて,日本国内での CD がどうなのか,現時点で信頼すべき情報は得られなかった. Windows に関して,問題は深刻であるように思えるが, Macintosh 版の場合,どの程度の影響が及ぼされるか不明. CD を挿入して,何らかのプログラムをインストールするというダイアログには OK しないか,慎重に検討することが望ましい.